協会について

基本理念

日本には素晴らしい精神がたくさんありますが、当協会では特に「7つのジャパン・スピリット」を理念として大切にしています。

1. ありがとう・おかげさまスピリット

「ありがとう」は、特定の誰かへの感謝、「おかげさま」は、ご先祖様やお天道様といった目に見えない存在も含む、様々なものに対する感謝の言葉です。そんな感謝の心が満ちた社会が素敵な世の中と言えるのではないでしょうか。

2. 清めスピリット

日本には昔から「立つ鳥跡を濁さず」という言葉があります。日本のスポーツ選手たちがロッカールームを綺麗にしてから立ち去る姿は、世界からも高く称賛されています。場を清めることで、心が清まる。人間関係も仕事もスムーズになる。清められた世界が広がります。

3. 魂磨たまみがきスピリット

茶道や華道、書道、あるいは柔道や剣道や弓道、合気道といった「道」がつくものはすべて、技の大成だけでなく、自らの魂をいかに磨き上げるか、ということが最も重要視されます。私たちが何かに没頭し魂を磨き上げている時、私たちの先祖の遺伝子が沸々と湧き出てくるように思います。

4. もったいないスピリット

江戸時代の日本では、ひとつのものを修理・修繕して長く使い続けたり、材料を再利用することが当たり前だったため、ほとんどゴミが出なかったといいます。食品ロスやSDGsへの取り組みに関心が高まる現代で、これも次世代に残したいジャパン・スピリットです。

5. おもてなしスピリット

「一期一会」とは、元々、お茶の世界で「一生に一度の出会いに誠意を尽くす」という心構えとして使われてきました。この想いを持ったおもてなしが大切な人とのかけがえのない時間となり、美しい記憶として残るのです。受け継ぎたい温かな心遣いの精神です。

6. 正直スピリット

日本人は、古来より「正直さ」をとても大切にしてきました。嘘をついて自分だけが得をすることは、魂の汚れであり、日本人としてあってはならないことだと考えてきました。「誰も見ていなくてもお天道様が見ている」という正直で真っ直ぐな精神をこれからも大切にしていきます。

7. 共生ともいきスピリット

日本は八百万の神々が皆で話し合い、力を合わせて国造りをしていったと言われています。考えが違っても対話によって乗り越え大いなる和を自分たちの手で実現してきたのです。聖徳太子は十七条憲法の冒頭に「和をもって貴しとなす」という言葉を掲げました。
本来、日本人の中には、争わずに平和を創造する力があるはずです。

活動三本柱

ジャパン・スピリット・プロジェクト

ジャパン・スピリット・プロジェクト

日本の歴史を通じて築かれた文化と精神を学び直し、先人への感謝と未来への誓いを新たにするプロジェクトです。
先人の足跡を辿り、日本の真の姿を総合的に理解しながら、私たち自身が良き日本を創る主体者であるという自覚を持ち、行動へとつなげていきます。


日本ルネッサンス・プロジェクト

日本ルネッサンス・プロジェクト

今後の日本がより素晴らしい国として繁栄していくために、さまざまな経済的・文化的・政治的課題を総合的に探求し、国民主権に則って、それらを解決していくことに取り組みながら、よりグローバルな視点から、本協会に賛同していただける識者のネットワークも構築していきます。


世界KIYOMEプロジェクト

世界KIYOMEプロジェクト

日本人の精神の中に根強く流れている清めの思想を、今一度再発見し、家や街、そして国や世界を美しいものにしていきます。
また、世の中を清めようとしている団体と手をつなぎ、それぞれの特性を活かしながら、「KIYOME」の思想を国内のみならず、世界へと発信していきます。

協会概要

名称一般社団法人ジャパン・スピリット
設立日2019年(平成31年)2月25日
代表理事小田全宏
所在地〒105-0001
東京都港区虎ノ門3-10-5 6F
電話番号03-5777-5809