基本理念
日本には素晴らしい精神がたくさんありますが、当協会では特に「8つのジャパン・スピリット」を理念として大切にしています。
1.ありがとう・おかげさまスピリット
1. ありがとう・おかげさまスピリット
「ありがとう」は、特定の誰かへの感謝、「おかげさま」は、ご先祖様やお天道様といった目に見えない存在も含む、様々なものに対する感謝の言葉です。そんな感謝の心が満ちた社会が素敵な世の中と言えるのではないでしょうか。
2. きよめスピリット
日本には昔から「立つ鳥跡を濁さず」という言葉があります。日本のスポーツ選手たちがロッカールームを綺麗にしてから立ち去る姿は、世界からも高く称賛されています。場を清めることで、心が清まる。人間関係も仕事もスムーズになる。清められた世界が広がります。
3. たまみがきスピリット
茶道や華道、書道、あるいは柔道や剣道や弓道、合気道といった「道」がつくものはすべて、技の大成だけでなく、自らの魂をいかに磨き上げるか、ということが最も重要視されます。私たちが何かに没頭し魂を磨き上げている時、私たちの先祖の遺伝子が沸々と湧き出てくるように思います。
4. もったいないスピリット
江戸時代の日本では、ひとつのものを修理・修繕して長く使い続けたり、材料を再利用することが当たり前だったため、ほとんどゴミが出なかったといいます。食品ロスやSDGsへの取り組みに関心が高まる現代で、これも次世代に残したいジャパン・スピリットです。
5. おもてなしスピリット
「一期一会」とは、元々、お茶の世界で「一生に一度の出会いに誠意を尽くす」という心構えとして使われてきました。この想いを持ったおもてなしが大切な人とのかけがえのない時間となり、美しい記憶として残るのです。受け継ぎたい温かな心遣いの精神です。
6. 正直スピリット
昨今のニュースを見ると今の日本を憂いたくなりますが、一方で、落とし物をしても誰かが届け、かなりの確率で出てきます。嘘をついたり、人のものを勝手に奪うことを「恥」と感じたり、「誰も見ていなくてもお天道様が見ている」という正直で真っ直ぐな精神が今の日本にも残っていると思います。
7. 共生(ともいき)スピリット
2011年3月、日本を襲った東日本大震災は、多くの尊い人命を奪い、人々に塗炭の苦しみを与えました。しかしその逆境の中で見せた日本人の振る舞いには、世界中が感動しました。私たちの中には、どのような状況下でも愛をもって共に助け合い生きるスピリットが流れていると思います。
8. 大和(たいわ)スピリット
日本は八百万(やおよろず)の神々がみんなで話し合い、力を合わせて国造りをしていったと言われています。考えが違っても対話によって乗り越え大いなる和を自分たちの手で実現してきたのです。聖徳太子は十七条憲法の冒頭に「和をもって貴しとなす」という言葉を掲げました。本来、日本人の中には、争わずに平和を創造する力があるはずです。
活動三本柱
ジャパン・スピリット研究
勉強会やSNSを通じて日本人が築いてきた、豊かな歴史を全方向から学んでいきたいと思います。
また皆さんと一緒に、歴史的名所や偉人の足跡を訪ねて、深く日本の心を味わっていきたいと思います。
きよめ運動
ジャパン・スピリットのなかにある「きよめスピリット」を一人一人の心をスタートにして、地域社会のみならず国や世界にまで拡げていく活動を展開していきます。
この活動は単なる清掃ではなく、まさに心を洗い清め幸せをもたらす活動であると思います。
八百万(日本のリーダー)活動
本には古来から八百万の神々がいるといわれています。つまりこれは一人一人が、世の中をよくする主役であるということを表しています。
第三の活動は、一人一人が社会に貢献し「一隅を照らす」存在として生きていくためのリーダーとしての学びを実践的にしていきます。
協会概要
名称 | 一般社団法人ジャパン・スピリット |
設立日 | 2019年(平成31年)2月25日 |
代表理事 | 小田全宏 |
所在地 | 〒105-0001 東京都港区虎ノ門3-10-5 6F |
電話番号 | 03-5777-5809 |